水の話
曲渕の水の話
曲渕小学校の裏は昔「石灰石の採取場」でした。
その跡地に天然の水が湧き出ていて、時折台車を引いて水汲みに来る人たちを見かけます!誰でも無料で汲む事が出来ますが、結構美味しい水だそうです。
運動だと思ってお出かけ下さい。
水無鍾乳洞 ここが曲渕の水源の一つです!
鍾乳洞については詳しく知りたい方はコチラ
曲渕小学校の裏は昔「石灰石の採取場」でした。
水無鍾乳洞から吹きだす冷気は常時6度。
流れ出した水も当然冷たい!汗ダラダラに成った農作業の後に飛び込むと、心臓麻痺を起こしそうな温度差。ものの1分経たぬうちに、飛び出したくなる冷たさです。
この水温であればとヤマメの放流を4~5年続けた後、名案が浮かびました。 「店舗」より上流にアユを放流し、秋口にヤナを仕掛けて一網打尽に回収する計画です。
ただ水温が低過ぎるので稚魚を放流するのは、なるべく水温の上がった時期にしなければ成りません。養殖場に頼んで放流時期を6月まで待ってもらいました。
はやる気持ちを抑え、約4,000匹位の元気な稚魚を、野河内渓谷より下流に全て放流しました。
ところが翌日、放流した全てのアユ達は適水温の曲渕水源地バック・ウオーターまで下り「真っ黒な群れ」になっていました。
3日目、ほとんどのアユは姿を消してしまいました。全て「投網」で捕獲され、他人の腹におさまっていたのです。折角の「名案も」3日で結論が出たお話でした!